塗装道具:ウッドデッキ

ウッドデッキの塗装に必要な道具類(1)

ウッドデッキをより長く、快適に使うためには、塗装は欠かせないことですね。
塗装には、色々な道具が必要です。
塗装を始める前に、しっかり準備しておきましょう。

まずは塗料が必要ですね。
油性、水性、ステインタイプ、ペンキタイプと、ウッドデッキに適している塗料は色々あります。
初心者の人には、メンテナンスのしやすいステインタイプが良いかと思いますが、センスの出るペンキタイプも人気があります。自分のスタイルに合った塗料を選んでくださいね。

塗料を塗るための道具も必要ですね。
ハケを想像しますが、ウッドデッキの広い部分、床などの塗装には、ウエスの方が効率が良いです。古くなった綿シャツなどを利用すると良いですね。塗料をたっぷり染みこませて、雑巾がけのように使います。
ウエスで塗ることができない、フェンスなどの細かい部分には、ハケを使います。

一言にハケといっても、ホームセンターに行くと様々なハケがあります。
平筆のような形をした一般的なハケがあれば良いですが、広い面積を一気に塗ることができるコテバケ、塗る部分がローラーになっていて、ハンドルを使って転がしながら塗るローラーバケなど、ハケには色々なものがあります。用途に応じて使い分けても良いかもしれませんね。
実際に手にとって、使いやすいものを選んでくださいね。

使用する前に、1つ注意することがあります。
新品のハケは、細かい毛が出てきます。しっかりとほぐして、細かい毛を落としてから塗料をつけるようにしてください。

ウッドデッキの塗装に必要な道具類(2)

ウッドデッキと長くつきあっていくためには、欠かすことのできない塗装ですが、塗装を始める前に準備するものは、塗料やウエス、ハケの他にも色々ありますよ。

塗装を始める前に、ウッドデッキの表面をチェックしておきましょう。
ささくれなどがある場合は、やすりなどで整えておく必要があります。
全面にかけたい場合は、電動やすりもありますよ。ホームセンターなどで、貸し出しをしているところもありますので、利用してみてくださいね。
ゴム手袋も必要です。特に、油性塗料を使う場合は、普通の家庭にある、食器洗い用のゴム手袋は使わないでくださいね。
必ず、「耐油」と書かれているゴム手袋を使ってください。

塗装をする木材を載せる作業台も必要ですね。
「ウマ」と呼ばれているものです。動物の「馬」と姿が似ているために、この名が付いたのでしょうか・・・。はっきりは分かりませんが、4本足の台です。
塗装をする時以外にも、道具を置いたり、材料を置いたり、使い方は様々です。
組み立て式のウマもありますが、ウマを組むための、専用の金具も売られています。
専用金具で作ったあとは、作業後にばらしておけるので良いですね。
その他に、脚立などを利用して代用しても良いですが、安定性のある、しっかりした台を使ってくださいね。

塗料を入れるための、入れ物も必要です。
専門の容器もホームセンターなどで売っていますが、自分が使いやすければどんな容器でもOKです。古くなったタッパーなど、身近にあるものを代用すると良いですね。

塗料を付けたくない箇所に貼っておく、マスキングテープもあると便利です。
特に、油性の塗料は一度付けてしまうと落とすことが困難なので、マスキングテープを使うことをおすすめします。
塗料がある程度乾燥してきたら、早めにテープは取っておいてくださいね。
時間がたってしまうと、テープ付近の塗料がはがれてしまったり、テープが取りにくくなったりしてしまいます。